異邦人と鳥

とある国で、彷徨いながらもていねいに生きたいと願う異邦人とイン子たちのくらしと回想録

チャーリーがいなくなってから 〜 空白の1日 〜

昨晩は、チャーリー動画を見てびーびー泣き

なぜかビールもかなりまわり嘔吐までしてしまった

そのせいか、今日は空白という言葉がぴったりの1日だった

 

仕事は少しだけして、保険などの事務作業をした

割とはかどったと思う

 

今日は久々に飲まなかった

昨晩の劇酔いの後だからやはり疲れている

飲まなくて良いというのは久しぶりだ

 

気がついていたのに実行できなかったことがある

おそらく、仕事中も仕事後も

あれもこれもしなければ病に取り憑かれていて

仕事が終わってもやれ人生設計だの何だの

そしてもちろん鳥ちゃんたちの環境を良くすることだの

トレーニングだの

いろいろ考え続けていた

 

それをストップしようと思ってもなかなか難しかった

チャーリーを逃してしまった日から

わたしはやらねばならぬことと決断のオンパレードな日々が続いた

同時に激しい悲しみを抱えながら

 

ただ、そのおかげで雑事をこなすことが少し得意になった

 

今日はそれでも、何かあれもこれもしないと気分になった時は

目の前のことだけに集中するようにした

 

そして、ゆっくりとするようにした

 

さらに、休憩もとるようにした

多分、今まで、特に家で仕事をするようになってから

翻訳作業に入るとあまり休憩らしい休憩を取らずに作業を続けることが多かった

 

少しずつ、丁寧に、一つのことだけをするようにした

そして、その一つのことをやったこと

それが完璧に終了していなくても

やったことを評価するようにした

 

そんなことを考えていたり、やったりして

1日が過ぎた

 

チャーリーのネットに掲載している広告も更新した

するとすぐさま、FBのインコ・オウム捜索グループの人が

他サイトに更新している記事を見つけてFBに転載してくれた

かなりの早技でものすごくびっくりした

そういうことまでしてくれるのか

 

今日はそういえば、少し暖かくて

ベランダにエサをもらいに来るスズメちゃん達を見て

ここにチャーリーが混ざって帰ってきたりすることや

ありえないのだけれどチャーリーが野生化した姿に遭遇して

その場合呼んだら気づくかとか、幸せそうなのかとか、

もう一度ここで暮らすことを説得しようとするのだろうかとか、

誰か拾ったけど広告を見て連絡してくれて再会できたシーンとか

そういうことを思い出していた

 

月日というのは、こういう風にして気持ちを変えていく

チャーリーの不在をいつも感じるが

ただ、これまでの強い悲しみや罪悪感が必ずしも溢れ出てきてどうしようもないという時期は過ぎたようだ

 

それはそれでものすごく、物寂しい

実際、そういう強い悲しみを感じ続けることは

かなり疲労する

このまま日常生活が悲しみで覆われていると

確実に病気になるような気がするので

それも怖いというのがあるのだろう

 

そして、実際、悲しんだ所で

チャーリーが帰ってくるチャンスがアップするかといえば

全然そんなことはない

 

チャーリーがいなくなってから

鳥ちゃんたちのお世話全般がものすごく楽に成ったのも事実だ

拍子抜けすることがある

 

でも、それはチャーリーがいなくなったからというよりは

新しい大ケージの勝手になれたからということと

デイジーの産卵が終わったことと

もちろん、捜索していた時の忙しさが落ち着いたからという

他の要素も絡んでいると思う

 

とにかく脳みそが空白な気がする

 

少し休もう