異邦人と鳥

とある国で、彷徨いながらもていねいに生きたいと願う異邦人とイン子たちのくらしと回想録

チャーリーがいなくなってから 〜 飼い主の罪悪感 〜

そうか、チャーリーはもういないんだ

 

そればかり考えてしまう

 

そうか、もういないのか

それは、こういうことなのか

 

大概のことは、やる気とか出せる

確かにめんどうで放置していることはたくさんあるが

何かとてもストレス強度が高い状況では

今、そして次は何をすればいいかと考えることができる

例えば、仕事。

昔、病院勤めで大動脈瘤が破裂したとき

定職がなくパートナーと別れたとき

その他は思い浮かばないけれど

 

ただ、今回ばかりはもう

じぶんでやってしまったことだからということと

何も悪くない子を苦しめてしまったということと

その子がもういないことが

これから想像していたいろんなチャーリーとの予定が

ないっていうことが

何だかわからないけれどもう

やる気とかそういう問題ではないというか

実際じぶんのことはどうでもいいというか

もうじぶんが生まれてこなければよかったとすら思う

 

じぶんが生まれてこなければよかったというのは多分

初めて思うことであるきがする