異邦人と鳥

とある国で、彷徨いながらもていねいに生きたいと願う異邦人とイン子たちのくらしと回想録

マエストロ

ここしばらく
マエストロの様子がいつもと違う

昨日も夜遅くにパニックを起こしていた
今日の放鳥時も興奮して
何かに驚いたかのように
飛び回ることがあった

ろう膜の色も先週からよくない
注意してみてあげないと

ただ、わたしが近づいても逃げることが減った
こっちを見ることも多くなったし
粟玉をあげるときもすぐに来るようになった

セキセイちゃんたちは今日も静かだ
そして先週のケージ生活のせいかよくわからないのだが
ソファにわたしがいても来なくなった
前は粟玉を求めてソファの肘掛に飛んできていたのに

チャーリーが来る前は自主的に
チャーリーが来てからはチャーリーが居ると
チャーリーが何かおいしいものをもらっていると思ってか
やっぱりソファでごろりとするわたしのところまで
ちょこちょこきていた

わたしはそこでもまた
早く放鳥時間をもっと設けられるようにしないと
って少し自分で自分にストレスをかけていたなって思う
チャーリーがいなくなってから
セキセイちゃんたちとの時間が増え
一抹の罪悪感を覚える

そういえば、チャーリーケージの上で
夜のおやつを出すことを最近の習慣としていたが
その時はみんな来ていた

1週間でこんなにも静かになるだろうか
やっぱりチャーリーが居なくなったことでの環境の変化も
大きいように思える

だって以前もたまに1週間や2週間
わたしが外回りの仕事の時に
放鳥時間少なかったことは何度もあるもの

チャーリーケージの上でのおやつは
しばらくやっていないので明日やってみよう